第11回 成体脳のニューロン新生懇談会

 

参加人数:合計77名【幹事9名・一般会員68名(うち新入会員56名)】 (ただし幹事会終了後に会場受付で参加登録を行なった人を加えると、82名であった。)発表数:特別講演1,オーラル発表6,ポスター発表36現会員数:合計163名【幹事11名・一般会員152名(うちメールアドレス無効36名)】

開催日:2015年11月14日(土)13:00〜 (受付:12:30〜)会場:名古屋市立大学大学院医学研究科研究棟11階 講義室A 第11回 成体脳のニューロン新生懇談会 発生期を終えた脳でも、海馬や側脳室周囲にある脳室下帯では、ニューロンが産生され続けています。近年の研究により、これらの領域で新生したニューロンは、神経の可塑性や再生に関与する、非常に興味深い役割を果たしていることが分かってきました。この会は、未発表なデータも含めた活発なディスカッションができるクローズドな懇談会として、10年以上前から毎年開催されてきました。本年は、名古屋市立大学で懇談会を開催することになりました。「成体脳のニューロン新生」に加え、再生・発生・グリア新生などの関連分野を研究している方々にもご参加・ご発表頂き、交流を深める会になることを願っております。是非ご参加ください。

特別講演:向山洋介(Laboratory of Stem Cell and Neuro-Vascular Biology, National Heart, Lung, and Blood Institute, National Institutes of Health)「神経幹細胞と成体ニューロン新生を支持する血管ニッチ」担当幹事:名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野 澤本和延

第11回 成体脳のニューロン新生懇談会開催日:2015年11月14日(土)13:00〜(受付:12:00〜)会場:名古屋市立大学大学院医学研究科研究棟11階 講義室A(ポスター会場:講義室B前ロビー) 担当幹事:名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野 澤本和延 事務局:名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野 金子奈穂子・澤田雅人 連絡先:naokoka@med.nagoya-cu.ac.jp 協賛:アブカム株式会社 12:00 – 開場・受付開始 (参加費:1,000円、 意見交換会 一般:4,000円、大学院生:2,000円、学部生:1,000円) 12:00 – 13:00 ポスター掲示プログラム(青字は優秀演題賞選考対象演題)13:00 - 13:05 開会のご挨拶(澤本 和延)・事務局からの連絡13:05 - 14:05 口演 − ①(座長:中島 欽一)

1. 佐藤 祐哉 大阪大学蛋白質研究所細胞外マトリックス研究室「成体神経幹細胞ニッチとしての斑点状基底膜の機能」

2. 高橋 弘雄 奈良県立医科大学脳神経システム医科学「嗅球介在ニューロンにおける特定のサブタイプが匂いの検出と識別という嗅覚行動を制御している」

3. 坂口 昌徳 筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構「睡眠中の新生ニューロンの興奮は、記憶形成に必要である」14:05 - 14:15 休憩14:15 – 15:10 ポスター発表(奇数番号)15:10 - 16:10 口演 - ②(座長:等 誠司)

4. 大畑 慎也 東京大学大学院薬学系研究科生理化学教室「成体神経幹細胞ニッチェを形成する上衣細胞の平面細胞極性」

5. 太田 訓正 熊本大学大学院生命科学研究部「Tsukushi による脳幹細胞ニッチの制御」

6. 松田 泰斗 九州大学大学院医学研究院応用幹細胞医科学部門応用幹細胞医科学講座基盤幹細胞学分野「ミクログリアにおける自然免疫受容体 TLR9 シグナルはてんかん発作依存的な異常ニューロン新生を抑制する」16:10 - 16:20 休憩16:20 – 17:15 ポスター発表(偶数番号)17:15 – 17:20 優秀演題賞投票(投票用紙に演題番号を書いて投票箱に入れてください)17:20 – 18:20 特別講演(座長:澤本 和延)向山 洋介 Laboratory of Stem Cell and Neuro-Vascular Biology, National Heart, Lung, and Blood Institute, National Institutes of Health「神経幹細胞と成体ニューロン新生を支持する血管ニッチ」18:20 – 18:25 閉会のご挨拶(久恒 辰博)18:25 – 18:35 記念撮影(集合写真) 18:45 – 23:00 意見交換会 (場所:サクラサイドテラス、21:00以降は分子医学研究所5階会議室) 乾杯のご発声:石 龍徳 優秀演題の表彰:澤本 和延 次期担当幹事よりご挨拶ご発表の皆様へ口演◯ 発表15分・討論5分です。◯ 発表時間終了時にベル1回、質疑終了時にベル2回を鳴らします。◯ ご自身のノートパソコンでご発表ください。ACアダプターもご持参ください。D-sub15ピン(ミニ)のケーブルコネクターを使用しますので、アダプター等が必要な方はお忘れなくご準備ください。◯ ご発表前の休憩時間に試写をお願い致します。ポスター◯ ポスターは右図のサイズに合わせてご準備ください(演題番号はすでに掲示場所に貼付けてあります)。テープまたは画鋲は、会場に準備したものをご使用ください。◯ 開会前までに各自で貼付けを行ってください。◯ 演題番号によって発表時間が異なりますので、ご注意ください。発表時間内は、極力ご自分のポスター前で質疑に応じて下さい。◯ ポスターの撤去は、閉会後(意見交換会会場に移動する前)に各自で行ってください。残っているポスターは事務局で撤去・処分致しますので、ご了承ください。 ポスター演題(青字は優秀演題賞選考対象演題) 脳室下帯の幹細胞ニッチ・ニューロン新生

7. 高岸 麻紀 名古屋大学医学系研究科腫瘍病理「新生ニューロンの移動方向をガイドする上衣細胞繊毛の平面内極性形成機構」

8. 徳永 暁憲 国立長寿医療研究センター統合加齢神経科学研究部「ヒストン脱メチル化酵素Fbxl11による神経分化制御機構の解析」

9. 藤田 幸 大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学「成体神経新生における染色体接着因子コヒーシンの機能」

10. 青柳 佑佳 北海道大学大学院情報科学研究科脳機能工学研究室「生後マウス脳における新生ニューロンの移動様式の解明に向けた観察法の確立」

11. 藤掛 数馬 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「新生ニューロン移動における Fyn の機能解析」

12. 太田 晴子 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野/麻酔科学・集中治療医学分野「RhoA 制御分子 Gmip による脳室下帯由来新生ニューロンの移動速度調節」

13. 澤田 雅人 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「移動する新生ニューロンの形態制御による最終停止位置決定」

14. 荻野 崇 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「成体嗅球におけるニューロンのターンオーバーと血流の関係」 海馬のニューロン新生

15. 篠原 広志 東京医科大学組織・神経解剖学分野「細胞移動を基軸とする海馬歯状回形成のメカニズム探索」

16. 柏木 太一 東京医科大学組織・神経解剖学分野「BMPシグナルは胎生期海馬神経幹細胞の発生を制御する」

17. 村尾 直哉 九州大学大学院医学研究院応用幹細胞医科学部門応用幹細胞医科学講座基盤幹細胞学分野「成体海馬ニューロン新生におけるヘミメチル化 DNA 認識因子Np95/Uhrf1 の役割」

18. 熊本 奈都子 名古屋市立大学大学院医学研究科機能組織学「成体脳海馬神経新生における酸感受性イオンチャネルASIC1aの役割」

19. 浅井 裕貴 東京大学大学院新領域創成科学研究科細胞応答化学分野「成体海馬新生ニューロンの神経伝達阻害によるパターン分離能への影響」

20. 平岡 宏太良 東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター「Pax6変異ヘテロ接合ラットにおける脳体積の減少―小動物用MRIを用いた脳形態解析」

21. 石垣 診祐 名古屋大学大学院医学系研究科神経内科「前頭側頭葉変性症(FTLD)における成体神経新生の関与」

22. 田口 明子 国立長寿医療研究センター統合加齢神経科学研究部「代謝調節シグナルを介した成体脳海馬神経細胞新生・認知機能調節機構」

23. 山本 耕裕 国立長寿医療研究センター統合加齢神経科学研究部「糖尿病は海馬インスリンシグナルを介して成体海馬の神経細胞新生・認知機能を低下させる」

24. 松田 孟 東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻「2 型糖尿病併発型アルツハイマー病モデルマウスにおける記憶機能およびニューロン新生動態の解析」

25. 近藤 誠 大阪大学大学院医学系研究科神経細胞生物学講座「The 5-HT3 receptor is essential for exercise-induced hippocampal neurogenesis and antidepressant effects」 非齧歯類のニューロン新生

26. 菅田 浩司 慶應義塾大学医学部生理学教室「神経幹細胞の可塑性を制御する分子機構」

27. 磯江 泰子 東京大学理学系研究科生物科学専攻細胞生理化学研究室「硬骨魚類メダカにおける終脳の新生ニューロン群の細胞系譜解析」

28. 中村 小百合 名古屋市立大学医学研究科再生医学分野「小型霊長類コモンマーモセットを用いた IFNα誘発性うつ病と海馬ニューロン新生の変化の解析」

29. 林 義剛 滋賀医科大学統合臓器生理学「ヒト・サルの生後大脳皮質におけるオリゴデンドロサイト新生」 脳傷害・神経変性疾患と再生

30. 宮本 拓哉 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「傷害後のオリゴデンドロサイト系譜細胞と新生ニューロンの挙動の比較」

31. 神農 英雄 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「新生仔脳傷害モデルマウスにおける放射状グリアを足場とした脳室下帯由来ニューロン再生」

32. 藤岡 哲平 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「脳傷害後の新生ニューロン移動における β1-integrin の役割」

33. 金子 奈穂子 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「新生ニューロン-アストロサイトの相互作用増強法を用いた脳梗塞後のニューロン再生の促進」

34. 山岸 覚 浜松医科大学解剖学講座神経機能学分野「脳梗塞グリア瘢痕形成モデルにおけるBMP阻害因子の関与」

35. 中込 隆之 兵庫医科大学先端医学研究所神経再生部門「脳梗塞後に誘導される髄膜/ペリサイト由来の多能性幹細胞」

36. 松本 真実 名古屋市立大学大学院医学研究科再生医学分野「成体大脳皮質において傷害部位へ移動する新生ニューロンの解析」

37. 玉巻 伸章 熊本大学大学院生命科学研究部脳回路構造学「成体大脳新皮質を構成する神経細胞を新生させる」

38. 下島 千明 名古屋大学大学院医学系研究科顎顔面外科学「ヒト脱落乳歯歯髄幹細胞培養上清は実験的自己免疫性脳脊髄炎を改善する

39. 加納 史也 名古屋大学大学院医学系研究科顎顔面外科学「M2 マクロファージ誘導因子を用いた顔面神経再生療法の開発」

40. 山﨑 友裕 浜松医科大学脳神経外科「HSVtk 遺伝子導入 Muse 細胞を用いたグリオーマの自殺遺伝子幹細胞治療」

41. 鶴田 文憲 筑波大学生命環境系「USP15 による RNA スプライシング制御と神経変性との関連」

42. 立花 正輝 九州大学大学院医学研究院病態機能内科学「再灌流が脳梗塞後の組織修復に与える影響の検討」 

名古屋市立大学 桜山(川澄)キャンパス アクセスマップ 構内案内名古屋駅から地下鉄桜通線で約16分の桜山駅を出て、すぐの所にあります。最寄り3番出口を出て正門からお入りいただき、③の建物が医学部研究棟です。正面玄関を入るとすぐエレベーターホールがございますので11階におあがりください。何かお困りの場合は、052-853-8532(名古屋市立大学医学研究科再生医学分野 澤本和延研究室)までお電話下さい。※意見交換会の会場は西棟1Fサクラサイドテラス (SAKURA SIDE TERRACE)です。 参加者リスト(あいうえお順)